この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
皆さん、こんにちは!
もこもこです!
バンギャルって聞いたことありますか?
バンギャルとはバンドギャルの略で、ざっくり言うと
ヴィジュアル系バンドが好きな女の子、いわゆるファンのことです。(「バンギャ」ともいう)
(男性ファンはバンギャル男、ギャ男などと呼ばれることが多いです。)
ヴィジュアル系は今でこそ確立してるジャンルかもしれませんが
ヴィジュアル系という言葉が出始めたのは90年代。(V系とも言われます)
それらのバンドがオリコンチャートに入るようになった黄金時代がありました。
もこもこ自身は、実を言うとバンギャルになりたかった女子でした。
田舎出身だったこともあり、当時小学生だった自分は本格的な追っかけやライブ観戦はできず
雑誌を読んだりCD買ったりラジオを必死に聴くぐらいでしたね。
そもそもヴィジュアル系ってどんなジャンル?
ヴィジュアル系といっても幅が広いですが
お化粧して少し派手な衣装を着飾っているバンドで、音楽性も激しいイメージがありますね。
一般にヴィジュアル系の定義ってはっきりとはしておらず
「特定のサウンドを示す言葉ではなく、化粧やファッション等の視覚表現により世界観や様式美を構築するもの」
Wikipedia
Wikipediaではこのように表現されていました。
今でこそヴィジュアル系というジャンルが確立されていますが
実際ヴィジュアル系って言葉が出てきたのは90年代初頭から。
当時は、バンドマンは化粧をするのが流行っていた時代でもあり(化粧の度合いはバンドにもよりますが)
バンドマン本人たちは、自分達が「ヴィジュアル系バンド」であるっていう意識も特になかった人達もいると言われています。
当時の代表的なバンドはX JAPANが特に有名ですね!
V系、バンギャルに興味がある方にオススメの本を3冊紹介!
初期のV系バンド全盛期にもろバンギャルやってました〜!という方から
本格的なバンギャルではないけど、V系バンド好き!
今もバリバリバンギャルやってます^^
という方にぜひ読んでほしいオススメ書籍を紹介します。
バンギャルじゃなくても追っかけや、ファン活動が好きな人は、共感できちゃう内容の本です!
コミックエッセイ「バンギャルちゃんの日常」 著者:蟹めんま
バンギャルの生態を知りたい!という人にはまずこの漫画がオススメ!
作者のバンギャルである蟹めんまさんが、自身のバンギャル体験・思い出を漫画にしています。
12歳の時からV系バンドにハマった作者が繰り広げるエピソードは、学生時代にバンドにハマっていた人なら
つい「うん、うん」とうなづいてしまうぐらい共感できる内容となっています。
ギャグセンスもあり、クスッと笑ってしまうエピソードも。
当時のバンドブームを知っている人なら、この時代に懐かしさも感じるのではないでしょうか。
バンギャルではなかった人でも、バンギャルってこんな感じなんだ・・・!と新たな世界を見させてくれる。
V系バンドを好きになったばかりの方にとってはバンギャル入門書とも呼べる書籍でしょう!
- 可愛いイラスト漫画で親しみやすく、オチのある内容に仕上がっている
- V系バンドやバンギャルに詳しくない方に対しても、丁寧な解説があり、とっても読みやすい
- バンギャル用語事典、ライブでのフリ・ノリの解説、Q&Aコーナーあり
- 著名人との対談・インタビューも漫画で掲載されている
作者の蟹めんまさんは、最初はブログで漫画をアップされていたそうなんですが
書籍化になり、さらに人気が出て「バンギャルちゃんの日常」シリーズは
なんと5巻まで発売されています!!
(※そのうち1冊は「バンギャルちゃんの挑戦」というタイトルです。)
1巻が出たのは2012年になるので、約10年前もになりますが
時が経っても色褪せない内容となっておりV系バンド好きには必読の書籍です!
楽しく読んで、バンギャルとしての知識を身につけられちゃいましょう!
当時この漫画にハマっていたもこもこは、3巻が出た2014年に蟹めんま先生のサイン会にも参加しました。
3巻に書いてもらった先生のサイン・・・宝物です!
自伝的小説 「バンギャル ア ゴーゴー」 著者:雨宮処凛
ここまで詳しく、この時代のバンギャル事情をさらけ出した書籍は、これしかない!
ヴィジュアル系バンドが流行り出した、90年代にがっつりバンギャルをやっていた作者・雨宮処凛さんが
自身の体験を元にしたと思われる
かなりリアルなバンギャル自伝的小説。
物語は札幌で、主人公の中学生えりがバンギャル友達のノリコ・ユキと一緒に3人で
大好きなバンドのメンバーを出待ちしているところから始まります。
ただのバンドの追っかけ少女達の楽しいだけのお話ではありません。
バンドマンとの恋愛、追っかけ友達との人間関係・・・
当時のバンギャルの様々な事情が、ほんっとう〜に赤裸々に描かれています。
学校、家庭という狭い社会生活の中で居場所を見つけられず、生きづらくなっている彼女達が
V系バンドの追っかけにハマることで新たな自分の世界をつくり出し、
必死に生きようとしている姿が痛々しいほど伝わってきます。
- リアルなバンギャルの世界を垣間見ることができる
- モデルになったと思われるバンドが登場してくる
- ハードカバーで2冊・文庫本では3冊構成の長編小説
- 物語のテンポがよく一気に読み進められる
なぜ彼女達はこんなにもバンドにハマるのか?
それは、好きなものを一生懸命追いかけている時だけ
彼女達は自分に正直に生きることができ、自由になれるからなのかもしれない・・・。
前半は、ただひたすら大好きなバンドを追いかけている、バンギャル少女達の純粋な姿が描かれており
後半になるにつれて、大人になっていく彼女達が向き合わなければならない現実に打ちひしがれながらも、
必死にもがいていく様子が描かれており、少しダークな展開になっていきます。
それでも彼女達は追っかけをやめない。好きなものにとことん夢中になっている。
そんな女の子達の、溢れるパワーと勇気をたくさんもらえる作品となっています!!
バンギャルちゃん達の熱〜い青春文学をぜひ手にとって読んでみてね!
青春パンクバンド小説「ロッキン・ホース・バレリーナ」 著者:大槻ケンヂ
楽しくて爽快な青春小説を読みたい方にはこれ!
作者は大御所バンド「筋肉少女帯」のボーカル、大槻ケンヂさん。(通称:オーケン)
キャッチコピーは
「十八歳で夏でバカ!」
主人公は3ピースのパンクバンド「野原」のギターボーカル、単純おバカな耕助。
野原は初めてのツアーの途中で、ちょっと頭がぶっ飛んでいるバンギャル・ゴスロリ娘の町子と出会います。
ロッキンを履いた謎のゴスロリ娘は、なぜか野原と一緒にツアー車に乗って長ーい旅に出ることに。
最初は嫌々町子を車に乗せていた耕助ですが、2人の関係も旅をしていくうちに徐々に変化が現れます。
しかし2人はそれぞれ過去に暗い闇を抱えているのです。
- 登場人物が個性的で、ユニークすぎる!とにかく笑える!
- 恋愛シーンでの2人の絶妙な距離感にドキドキさせられる
- バンドマンのライブでの心情や楽屋での様子が、実体験も踏まえているのかとても具体的
一見おバカな主人公として描かれている耕助ですが、
初めてのツアーではプレッシャーを抱えつつも全力でライブをこなしていきます。
そして音楽業界の裏側、闇の部分も後半で垣間見えてきます。
ツアーが終盤になるにつれ立ちはだかる現実に野原はどう立ち向かう?
そして耕助と町子の恋の行方は?
ラストの目まぐるしい展開には驚かされながらも、気がついたらオーケンワールドにどっぷり引き込まれていってしまいます^^
「God Gave Rock’n Roll To Youが流れていた。町子は心の中で、『神様がお前に大切な人をお与えになった』と訳してみる。
作中より引用
作中ではKISSの曲が流れてくる印象的なシーンがあります。
「God Gave Rock’n Roll To You」〜(訳:神様がお前にロックを与えてくれた)
この作品を読んだ後は、この曲が聴きたくなってくることでしょう。
バンギャルに限らず、音楽・バンドが好きな人にはぜひ読んで欲しいオススメ青春小説です!
読み始めたら止まらない!バンドと一緒にツアー旅を楽しんじゃおう♪
終わりに
今回は実際にもこもこが、バンギャルの世界を知りたくて読んでいた書籍を紹介させていただきました!
どれも読みやすいのでオススメです^^
バンギャルの世界は本当に深くて面白い・・・!!!
好きなことに一生懸命に生きている、バンギャルちゃんの世界観を感じてみたい方は
ぜひ読んでみてくださいね♪
以上、もこもこでした!!
楽しいことや、夢中になってしまうことを見つけるきっかけになれば嬉しいです♪